2008年11月19日

帰ってきた三号 その03


さて、三号はケージに戻し、後は他の猫達の動揺を収めなければなりません。


一号と四号は、膝に抱っこしたり、撫でてあげることで比較的簡単に興奮が収まりました


ところが二号だけは、」低ーいおばあさんのような声で、テレビ裏から「あーーーうーーー・・ あーーーーうーーーー・・」と唸り続け、中々緊張が解れません


四号や一号が近づくだけでも、急激に声のトーンが上がって威嚇してしまうので、四号の方が逆に「なーーーおーーーー」と興奮してしまいます。



「これはしばらく落ち着くまで、二号を隔離するしかないないな・・」


テレビのあるリビングから一号と四号を出して、二号だけにし、二号をテレビの裏から出して撫でてあげて緊張を解そうと試みました

本当はこういう緊張状態の時は、気の荒い猫だと飼い主にも噛み付いたりすることがあるそうで、あまりお勧めできる方法ではありません

ただ、今回の二号の場合、僕の事は僕だと認識しているようで、おとなしく撫でられて多少は緊張が解れたようでした

そしてそのままリビングの二号の側に水と餌を置いて半日放置


落ち着くまでは一号や四号との接触をさせないようにしました



ところが・・

二号の興奮は収まりません



四号や一号と接触させないように部屋を猫部屋に移し替えて、更に12時間以上おいても、二号の興奮は収まりません

試しに一号を猫部屋に入れてみると、距離が3メートル以上開いているのに「あーーーーうーーーー・・」と威嚇します
一号はちょっとどうしたらいいか解らない・・という表情で帰ってきました

四号を入れてみてもやはり威嚇します
さすがに四号は自分から威嚇の声を上げないくらい落ち着いているのですが、二号には近づく猫が誰だか判別がつかず、全部敵かもしれないと、緊張をとく事が出来ないようなのです。




猫はあまり目が良くありません
耳と鼻で、相手を確認しているようで、よく見る猫同士が鼻をくっつけ合う行為は、相手の判別の為だということです。


ところが、判別しようにも、そこまで近寄る前に恐怖が先に立って威嚇してしまうので、解決策がありません。


それまで、一番の親友と喧嘩してしまったショックは、二号にとってそれほど大きなものだったのでしょう。

また、四号はとても寂しそうでした。


あそこで呻っているのが親友の二号である事は、彼には判別がついていました
お互いパニックになったとはいえ、自分が喧嘩してしまった相手が二号だった事に、とても傷ついているようすで、
悲しそうに二号の居る猫部屋の外を、行ったり来たりしながらずーっと二号の事を心配していました





その頃三号は、安全なケージの中で、ぐっすり寝ていたのでした。



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ラベル:三号 個人的な事
posted by にくきゅうファイター at 06:59| Comment(0) | TrackBack(1) | 猫話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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